レーシックと角膜感染症

レーシックと角膜感染症

ネット等で調べていくと、日本眼科学会からのインパクトのある発表がすぐに目に付くでしょう。2008〜2009年、銀座眼科でのレーシック手術が原因で、かなりの数の角膜感染症が発症していたということです。当時はニュースになっていましたし、ご存じの人も多いかもしれませんね。この原因は滅菌消毒が不十分な器具を使ったという、衛生面でのことでした。合併症を避けるためにも、清潔さを重視するクリニックで手術を受けたいものです。

角膜感染症はなぜ起こるのか

一言で言えば手術器具が不衛生であったため、細菌が眼に移ってしまったということです。レーシックでは角膜を削ることになりますから、異物混入を防ぐための角膜上皮も切り取ってしまうわけです。眼が全く無防備な状態となってしまいますから、細菌感染にはいっそう注意しなければならない状態といえるでしょう。ですから手術室も使用する器具も、とくに消毒がきちんとなされていることは重要なのです。

たとえクリニックでは感染しなくとも、術後のケアを患者自身が怠ると、角膜感染症になるリスクが高まります。手術直後は眼に多少の違和感もあるでしょうし、興味本位から眼を触ってみたくなることもあるかもしれません。しかしそこで強くこするなどしてしまうと、手についた細菌によって感染するかもしれないのです。不必要に眼を触らない、身体全体を清潔にしておく、こうした予防策を講じることは大切です。

角膜感染症の症状

角膜感染症になると、眼がかゆくなったり痛くなったり、ゴロゴロとした違和感が強くなっていきます。さらにはまぶたが腫れたり、眼が充血したり、涙や目やにが止まらない感じになることもあります。こうした症状の兆候が表われたら、できるだけ早く眼科に行きましょう。もし手術したクリニックがレーシック専門だった場合は、病気の診療もしている別のクリニックにいくほうが賢明かもしれません。処置が早ければ目薬などで治療することができます。